ホラーゲーム

Biohazard RE:4【バイオハザード RE:4】2023

オススメ!

2005年発売の「バイオハザード4」のリメイク作品。プレイヤーが操作する主人公はアメリカ合衆国エージェントのレオン・S・ケネディ。(「バイオハザード2(RE:2)」の主人公。)アメリカ大統領の娘アシュリーをカルト教団から助け出す為、スペインの村に潜入する。

作品データ

ジャンル : サバイバルホラー
開発・発売元 : カプコン
発売日 : 2023年3月
ゲームプレイ(スタイル):サード・パーソン・シューティング

主要なキャラクター&ボイス

レオン・S・ケネディ : 森川智之

アシュリー・グラハム : 鬼頭明里

エイダ・ウォン : 皆川純子

ルイス・セラ・ナバロ : 津田健次郎

ビトレス・メンデス : 大羽武士

ラモン・サラザール : チョー

ジャック・クラウザー : 辻井健吾

オズムンド・サドラー : 大塚芳忠

イングリッド・ハニガン : 杉本ゆう

武器商人 : 千葉繁

簡潔ストーリー

1998年のラクーンシティ事件を実際にした目撃し体験したレオンはジャック・クラウザーの訓練の元、米国政府のエージェントになる。6年後の2004年、大統領の娘アシュリーが誘拐されたとの報を受け、彼女を救出すべくスペインのとある村へ潜入する。その村はロス・イルミナドスというカルト教団に支配され、村人たちはプラーガという寄生虫によって神経を侵されていた。

アシュリーを捜索する中でかつてアンブレラで働いていたルイスと出会うが、村長のメンデスに捕らえられレオンはプラーガを注入されてしまう。脱出したレオンはその後も捜索の末、教会で捕らわれたアシュリーを助け出すが、村からの脱出が思うように行かず、村長のメンデスと戦うことを強いられる。

メンデスを倒したあとも脱出は叶わずふたりは城へと向かうが城主サラザールによってアシュリーは再び捕らわれてしまう。レオンはエイダやルイスの手を借りながらアシュリーに迫るもルイスはクラウザーに殺され、アシュリーを孤島に連れ去られてしまう。その後、サラザールを倒したレオンはエイダと共に孤島を目指す。

孤島の施設内でアシュリーを発見し救出するもサドラーによってまたしてもアシュリーを連れ去られてしまう。彼女を追跡する道中でプラーガの力によって変異したクラウザーと対決することになるも最後はナイフを突き刺し因縁に終止符を打つ。

アシュリーを見つけ出したレオンはルイスの研究室に連れて行きプラーガの除去を行い、寄生虫の支配からようやく解放される。変異したサドラーをエイダと協力して倒すとエイダはヘリコプターで脱出、レオンはアシュリーとジェットスキーで崩壊する島から脱出し、無事アシュリー救出のミッションを成功させる。

プレイした感想

単体では私のベストゲームは「ラスト・オブ・アス」ですが、シリーズではこの「バイオハザード」シリーズが一番好きです。初代PSの第1作目からこよなく愛するゲームシリーズであります。ハリウッド実写版全てとCGアニメ版も観させてもらってます。この「RE:4」をやるまでは「リベレーションズ2」のレイドモードを今だにやっている最中でありました。というか今作をクリアして何度か周回してからまた「リベレーションズ2」のレイドモードを再開してます…。

スタンダードでも結構むずい!

オリジナルの「4」、比較的最近の「7」「8」、REシリーズの「2」「3」などと比べると思ったより難易度が高かったように感じました。基本的に私は攻略などは見ないでじっくり堪能しながら進めるのでかなり時間が掛かりました。初見だとボスとの対戦やザコ相手でも把握してないことが多いのでかなり無駄に弾薬を消費したりで、そこまで余裕のある状況になりませんでした。とはいえ枯渇することもなく良いバランスだったと思います。

オリジナルの「4」がどんなだったか記憶が薄っすらですが、比較的忠実だったのかなと思います。とはいえただの焼き直しではなく見事に昇華させた印象です。ボリューム的にもしっかりとアイテム回収など入念に探索するとかなり充実感があります。「RE:3」がボリューム的には残念でしたが今回はかなり気合が入っていると思います。

PS4でプレイしましたが(PS5まだ無いので)、ゲームオーバーのあとのロードがちょっと長くて「どうボスを倒すんだろ?」など要領を得れないで死にゲー化するエリアではややストレスではありました。しかし、トータルで見れば素晴らしい完成度と満足度だと感じました。

周回で「スタンダード」の次に難易度が下がる「アシステッド」を引き継ぎでプレイしました。すでに内容を把握した状態で難易度も下がり、かつ武器や弾薬など引き継いだ割に案外これもそこまで簡単ではなかったので驚きました。照準をアシストしてくれる機能はかえってやりづらかった印象です。お約束の無限ロケランをゲットして「ハードコア」と「プロフェッショナル」もプレイしましたが、無限ロケラン無しでクリア出来る気がしません。クリアした後で攻略サイトを見ましたが、無限弾に出来る「ネコミミ」は引継ぎ無しのNEW GAMEでやってS⁺を取らないといけないとかで、トライしてみたい半面、ムカついてキレそうなのでやるのを躊躇してます。絶対、無理そうやからなぁ…。

無限ロケランより無限ハンドガンかマグナムが欲しいんだよなぁ。無限ロケランは爽快感あるけどやっぱり緊張感は失せてちょっとやると飽きてしまう。これは過去作にも言えるんだけど。無限ハンドガンで「プロフェッショナル」をやりたいのです。「アシステッド」で弾薬を溜めてから「プロフェッショナル」をやるって手もあるけど、ケースがどうしても一杯になってしまう。回復も十分に欲しいし、他の武器とその弾薬も欲しいから溜め込んで引き継いでも難しいだろうし、結局のとこ弾薬は枯渇しそう。

S⁺を取る点では、課金ですぐに武器を改造できるようだが、う~ん、そういう問題でもないような。完全に自力で取らないとスッキリしねーなぁ、っていう。

「インディ」感が良い!

「5」もインディ・ジョーンズ感あったけど、今作は敵やトロッコ、トラップ、謎解きなどインディの世界観にも相通じるものがあって楽しめました。「バイオ1」と「インディ」でお馴染みの転がってくる岩にはまんまと潰されました。「夢じゃ終われない~♪(だっけ?)」あの懐かしい曲が思わず頭の中で流れました。正確にはトラップの転がる岩というより壁を爆破したらその残骸がボロボロと崩れ落ちて来ただけなんだけど。

村や城という点ではまさに「バイオ8Village」の雰囲気にめちゃくちゃ似てます。というか「ベロニカ」とか「6」とかも全部そんなイメージではありますね。

チェンソーを愛する者たち

チェンソー男とチェンソー姉妹はやっぱり熱いですね。チェンソー姉妹はずっとスタンバっていたんでしょうか?チェンソーもガソリンが必要なのでちゃんと補充したり手入れもしてると思うと健気(けなげ)に感じますね。

魚や鶏卵を食らう!

落ちてたりテーブルに置いてある卵や魚を食べて体力回復や売ったりすることが出来ますが、あれを食えるレオンのガッツは凄いです。いつ釣ったかわからない魚です。しかし生みたての卵は美味しいでしょうね。「Village」では調理があったけど、今作で武器商人が調理してくれると面白かったですね。

周回でこそ可能なこと

前述した無限ロケランや難易度「プロフェッショナル」もそうですが、クリア条件によって色々解放されるので2度目以降もチャレンジする楽しさがあります。ナイフは結構使うので壊れない無限ナイフやアシュリーがダメージを受けず連れていかれない鎧のコスチュームなどゲット出来ればかなり展開は楽になるしビジュアルも楽しめます。

そういえばオリジナルの「4」であった初期バイオのラジコン操作シーンはカットされてましたね。あれはそれまでずっと固定カメラ視点だったからあえて入れ込んだんでしょうけど、今作ではあの操作はもはや多くの人が不慣れで馴染も薄れてるからその名残(なごり)をわざわざ入れる必要性もなかったんだろうなと思います。個人的には少し期待してましたけど。

やはり私が期待したいのは…

私は「CODE:Veronica」が大好きなのであれをTPSスタイルで「RE:」シリーズとして出して欲しい!「ベロニカ」はまた改めて書きたいけど実に濃厚なストーリーで音楽も良く、当時2枚組の大ボリュームで満足度が高く、思い入れがかなりあるタイトルです。10年以上前に楽天ブログで熱く語ったのがタイトル名で検索すると2~3ページ目には出てきた記憶があります。今、確かめたら微塵もありませんでした…。そもそも楽天ブログってまだあるのかな?ま、それはいいとして、とにかくリメイクお願いしたいです!ぜひ「RE:2」のかわいいクレアさんフェイスで再び。あのフェイスはかなり好きでしたが、私が一番好きなキャラでもあるジル・バレンタインの「RE:3」のフェイスはちょっとイメージと違い過ぎて無しです。あの顔で今後も決まりだとすると一番から落ちてしまうなぁ。「ベロニカ」リメイクされたらクレアになるかも。

あとバイオハザードではなくなりますが、「ディノクライシス」のリメイクを長いこと待ち望んでる次第です。

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